土壌
雄勝地区の田んぼは、雄物川の流れとともに形づくられてきた土地に広がっています。
この一帯は古くから氾濫を繰り返してきた地域でもあり、そのたびに上流から運ばれた土砂が積み重なり、田んぼの土は少しずつ更新されてきました。
こうした地形の成り立ちから、私どもの契約の中心である寺沢・西小野地区の田んぼには、灰褐色土壌と呼ばれる、癖の少ない土が広がっています。この土は、根の成長を遮る硬い層がなく、稲が地中へ素直に根を伸ばしやすい性質を持っています。そのため、水や養分が偏りにくく、稲の生育に理想的な土壌環境が保たれています。
一方で、この土壌は、水位や施肥の加減がそのまま生育に表れやすく、管理の仕方によって、粒の張りや揃い方に差が出やすいという側面もあります。だからこそ、田んぼごとの状態を見ながら、適切に手を入れていく必要があります。
私どもは、こうした土壌の性質をふまえ、契約農家様とともに、毎年稲と向き合っています。